ファンドマネージャーの仕事

ファンドマネージャーの仕事の意義

「ファンド」と一言で言っても、様々な種類のファンドがあります。

 

学生の方は、ファンドマネージャーというと株式を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際には債券、為替、REITなど様々なアセットでファンドマネージャーと呼ばれる人達がいます。

 

当サイトでは、経験に基づき、株式のファンドマネージャーについて記載しています。

 

ファンドマネージャーの仕事の意義

ファンドマネージャーの仕事の意義は、専門性を活かしてファンドを運用し、少しでもベンチマーク以上のパフォーマンスを得ることで、資金の出し手(国内外の年金基金や個人投資家等)の資産運用に貢献することです。

 

但し、ベンチマークにただ勝てばいいだけではありません。株で一発大儲けする、ということだけであれば自己資金で自由にリスクをとって挑戦すれば事足ります。

 

元ファンドマネージャーの山崎元氏は、著書「ファンドマネジメント」の中で以下のように述べています。

 

「ファンドマネージャーという職業は、医者やホステスがそうであるのと同様な意味で、完全なサービス業である、といえると思います。最終的には、顧客に安心してもらい、喜んでもらうことがこの職業の目的であり、運用パフォーマンスはそのための一手段です。」

 

 

 

機関投資家であるファンドマネージャーは、顧客から預かった資金を運用するため、自分の天性の感覚のみで好き勝手に運用する訳にはいかず、定められたプロセス、目標、リスク管理の枠内で最善を尽くします。

 

ファンドマネージャーは大きな資金を預かり、投資先の経営者に対してエンゲージメントとして物申す立場にいますが、あくまで顧客の資金をお預かりしているサービス業ということを、未経験者の方は認識しておくべきだと思います。

 

 


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