大和投資信託の特徴・年収まとめ!大和の生え抜きが多い大和カルチャー
大和投資信託の概要データ

(出所:大和投資信託HP)
全体収益 | 89,650(百万円) |
投資顧問部門収益 | 558(百万円) |
経常利益 | 19,471(百万円) |
資産運用残高 |
投信(公募・私募)
投資一任契約の資産内訳 |
役職員数 | 591人 |
運用業務従事者数 | 138人 |
ファンドマネージャー数 | 77人 (平均経験年数 8年8カ月) |
調査スタッフ数 | 38人 (平均経験年数 10年4カ月) |
出所:一般社団法人日本投資顧問協会「投資運用会社要覧(平成28年度版)」、一般社団法人投資信託協会の統計データ
※収益は2016年3月期、残高・人数は同3月末。
※ファンドマネージャーの数には、株式以外にも債券や為替等含む。調査スタッフには、エコノミスト等も含む。
大和投資信託の特徴
大和投資信託は、銀行系の運用会社ではないため今まで合併もせず、中途採用者も少なく、新卒又は大和証券からの出向者が社員のほとんどを占めています。
そのため、社員同士の結びつきが他社より強いようです。証券系とはいえそこまでガツガツしておらず、またギスギスした雰囲気も無いようです。
役員等の上位職は、大和証券からの出向者が占めています。日系の運用会社はどこも同じですが、証券や銀行本体からの出向者が管理職につく傾向があります。
大和投資信託では、新卒者を採用して、社内で育成する風土があります。ファンドマネージャーになるには、他部門を経験するなど少なくとも数年はかかるようですが、商品が投信中心なので年金ほど運用制約もなく、比較的自由な運用が可能だと思います。
育成体制としては、ファンドマネージャー育成制度、語学研修、海外MBA制度などがあり、充実しています。
女性の総合職や管理職はまだ少ないようですが、産休・育休は充実しているようです。女性は100%育児休暇を取得、男性社員にも2週間以内の「育児サポート休暇」があり、75%の社員が取得しています。第三子以降の出産祝い金(200万円)、ベビーシッター補助などもあります。
有給取得率は84%(2016年度)で、目標達成義務があり、19時退社が推奨されているため、プライベートを充実させたい方にも良い環境でしょう。
本社は東京駅直結の、グラントーキョーノースタワーにあり、利便性が高いです。大和証券主催のセミナーや、企業の決算説明会もそこで行われることが多いので、便利ですね。
大和投資信託の年収
給与体系は基本的に年功序列で、30歳で800万前後となるようです。家賃補助や資格取得など各種手当が手厚く、実質的にプラス100万程度になるとのことです。
ファンドマネージャーなどの専門職の場合は実績に応じた報酬もあるようです。証券系のため、ボーナス部分の割合が比較的高く、また大和証券本体の業績にも左右されます。
画像引用:キャリコネ
大和投資信託の求人
中途採用については、ホームページ上では情報が見当たりませんでしたが、一般的に運用会社は優秀な人材がいれば、常に獲得したいと思っています。また、退職者が出れば不定期で人材の募集をすることがあります。
もしそのような求人が出ても、転職エージェントに登録していなければ、タイミングよく情報を得ることはほぼ不可能です。
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(参考:資産運用(アセットマネジメント)、ヘッジファンドで私がおすすめできる転職エージェント5社)