ファンドマネージャーに年齢制限はある?
2016年で86歳になったウォーレン・バフェットは未だに現役の投資家です。
ジュリアン・ロバートソンがタイガーファンドを立ち上げたのは47歳のときであり、84歳の今もポジションを持っています。
頭さえ冴えていれば、ファンドマネージャーとして仕事をするのに年齢の上限などないと思います。
しかし、創業者でなければ定年がありますので、ファンドマネージャーとして転職するのに、年齢は無関係とは言えません。
現実的には、ジュニア・ファンドマネージャーから育てるために、30歳以下の若手のみ採用する運用会社も多いです。
経験と実績が問われる業界ですので、よく言われる「35歳が転職の限界」というのは必ずしも当てはまりませんが、経験者についても40歳くらいまで、と決めている会社もあります。
一方、実績のある人なら、50歳以上でも採用されることもあります。
羽振りのいい会社を除き、採る側にも一定の予算があるので、年齢に上限を設けている場合があります。
結論としては、ファンドマネージャーに転職するのに、明確な年齢の上限はないですが、ごく当たり前のこととして、経験が浅いなら若いことが求められますし、ある程度の年齢なら、それに見合う実績が求められます。