「ファンドマネージャー」と「アセットマネージャー」の違いとは?

ファンドマネージャーとアセットマネージャーの違いとは?

ファンドマネージャーと似た呼び名の仕事として、アセットマネージャーや、プロダクトマネージャークライアントポートフォリオマネージャー等の仕事があります。

 

 

「ファンドマネージャー」で検索すると、これらも同じように表示されることがありますが、実際は業務内容が異なります。

 

 

尚、ポートフォリオマネージャー(Portfolio Manager: PM)は、ファンドマネージャーと同じ意味であり、業界では、ファンドマネージャーというよりPMと呼ぶことの方が多いです。

 

 

アセットマネージャーとは

アセットマネージャーは、通常、オフィス、住宅、物流施設等の不動産のファンドマネージャーを指します。

 

 

プロダクトマネージャーとは

プロダクトマネージャーは、ファンドマネージャーとマーケティング部門のつなぎ役として、運用商品の発掘・調査や、マーケティング担当と同行して顧客に商品説明を行う人を指します。

 

 

クライアントポートフォリオマネージャーとは

顧客に運用状況の開示、報告等を行うのがクライアントポートフォリオマネージャーです。「リレーションシップマネージャー」、「クライアントサービス」と呼ばれたりもします。要は、顧客対応の営業であり、個別企業の投資判断は行いません。

 

 

ファンドマネージャーも、顧客に対して必要に応じて運用報告を行いますが、顧客報告に時間と神経をすり減らして、肝心の相場や企業分析に時間をかけられなくなると本末転倒ですので、普段はクライアントサービスが顧客対応を行います。

 

 

彼らは、実際に資金を運用するわけではありませんが、各ファンドで保有されている銘柄がどういう企業か、ファンドマネージャーはどういう意図で持っているのか、どういうリスクをとっているのか等を理解している必要があるので、ある程度の運用知識が必要です。

 

 

従って、ファンドマネージャーを経験し、一線から退いた人がクライアントサービス担当となることも多く、給与は高水準です。

 

ファンドマネージャーへの転職
Bizreachより
(※2017年3月時点の求人情報ですので、現時点で掲載されているとは限らないことをご了承下さい)

 


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