「未経験OK」の資産運用(アセットマネジメント)の求人がある転職サイトを紹介
「未経験OK」の資産運用業界の求人が掲載されている転職エージェントを3つ紹介します。10社以上の転職サイトをチェックしました。
投信・投資顧問(アセットマネジメント)会社に加え、証券、銀行・生保の運用部門の求人も対象にしました。ファンドマネージャー、アナリストなどのフロントだけでなく、バックオフィスやセールスなども含みます。
資産運用(アセットマネジメント)業界は人気業界
dodaの平均年収ランキング(2018年)では、「投信/投資顧問」が、前年に続いて全96業種で1位でした。
(出所:doda https://doda.jp/guide/heikin/)
運用フロントだけでなく、営業、バックオフィスなども、社員の満足度も高いです。
(仕事満足度ランキング 2014)
(出所:doda https://doda.jp/guide/ranking/076.html)
私も、運用業界未経験でしたが、リクルートエージェントの担当者の紹介で、バイサイドに転職しました。
その後、ビズリーチのヘッドハンターの紹介で、外資系アセットマネジメントに二度目の転職をしました。
働いてみて実際に思うことは、やはり好きな投資の仕事なので満足度は高いです。資産運用に興味がある20代・30代の転職先としては有望だと思います。
dodaの「未経験OK」の資産運用業務の求人
例えば、dodaで、以下のような「未経験可」の求人がありました。
「資産運用業務が、自分のキャリアプランと重なる方もポテンシャル採用で検討可能なポジションです」
「投資顧問会社間での人事交流が機動的に行われており・・・」
金融機関本体の運用の仕事の求人です。しかも、グループのアセットマネジメント会社にいくチャンスもあるようです。
また、必須条件として、金融機関勤務、英語力に加えて、「証券アナリスト(勉強中でも可)」とあります。歓迎要件にも、CFA、CMAが挙げられています。
たまに、
「証券アナリスト資格(CMA)なんて意味ないですよ」
と、未経験者に投げやりなアドバイスをする業界経験者の方がいますが、実際は上記のように、採用の際に考慮されることがあるのです。
そういう方は、高学歴で、新卒で最初から運用部門に配属されたので、未経験者の転職の苦労を知らないんだと思います。
未経験者がアセマネ業界に転職するなら、コツコツ努力して証券アナリストやCFAの勉強をすること自体が、熱意の証拠になり得ます。
このような未経験可の資産運用部門の求人は、たまにしか出ません。2019年1月時点の求人ですが、そのうち無くなると思います。
このような求人が掲載されたサイトに、前もって登録して、担当者に希望を伝え、いつでもチャンスを掴めるようにしないと、見過ごして終わってしまいます。
今回は、dodaの求人検索画面から、職種「金融系専門職」、キーワード「未経験可」で検索しました。関心があれば、下の公式ページで詳細をご確認ください。
ビズリーチの「未経験OK」の資産運用業務の求人
ビズリーチでは、以下のような「未経験可」の求人がありました。
募集は終了していますが、過去に以下のように、「未経験者歓迎」の高収入の投信セールスの求人もありました。
ビズリーチは、約2000名のヘッドハンターを抱えるインフラサイトであり、外資やヘッジファンドとコネがある人もいます。
以下のビズリーチの公式ページから、性別、氏名などの基本情報を入力後、「業種」で「アセットマネジメント」「銀行」など金融を全て選び、「キーワード」で「未経験」と入力すれば検索できます。
ビズリーチ 公式ページ (https://www.bizreach.jp)
リクルートエージェントの「未経験OK」の資産運用業務の求人
リクルートエージェントでは、以下の「未経験可」の資産運用業務の求人がありました。
「将来的には、アナリストやファンドマネージャーとしてもキャリアも◎」
「未経験から運用のプロへ」「未経験からもチャレンジできる希少な機会」
「世界最大の規模で、グローバルな運用経験を積むことができます」
今でもリクルートは、未経験可の求人が豊富ですね。ここにしかない案件もあります。
私も、最初の転職はリクルートエージェントでした。
資産運用業界は、未経験者の転職のハードルが高いので、トレーダー、バックオフィス、アロケーションなどの未経験可の求人は貴重です。その仕事で専門性を磨いても良いですし、そこからファンドマネージャーやアナリスト等へのチャンスも広がります。
Personal Desktop画面から、職種「金融専門職」、キーワード「未経験」で検索しました。
仕事の詳細は、以下のサイトで無料登録すれば確認できます。
リクルートエージェント 公式ページ (https://www.r-agent.com)
まとめ
ここに挙げた案件は一例であり、日々更新されます。人気の求人はあっという間に無くなります。
大事なのは、「体制作り」です。
もし本気で資産運用業界への転職を考えているのなら、少なくとも、今回紹介したような有名どころのエージェントは一通り登録して、それぞれの担当者にしっかりと希望を伝え、未経験可の案件を見逃さない体制を作ることが、スタートラインとなります。
日本のアセマネ業界に、未経験だけど熱意がある優秀な人が増えることで、業界全体が活性化されると信じています。