国内の有名ファンドマネージャー

有名な日本人ファンドマネージャー @藤野英人氏(レオス・キャピタルワークス代表)の経歴や運用スタイル

藤野氏は、早稲田大学法学部卒業後、野村投資顧問(現:野村アセット)、ジャーディンフレミング(現JPモルガン・アセット)、ゴールドマン・サックス・アセットマネジメントを経て、レオス・キャピタルワークスを設立。

 

運用しているひふみ投信、ひふみプラスはパフォーマンスが絶好調で、2017年2月にカンブリア宮殿でも特集され、ますます有名になりました。まさに日本を代表するファンドマネージャーのお一人でしょう。

 

カンブリア宮殿の収録中の2016年11月末に、Washハウス(6537)に取材して実際に買入れて大株主となっていましたが、放送日の2017年2月16日までに3ヵ月で約5割上昇しました。

 

ファンドマネージャーへの転職

 

「ひふみが買ったから提灯がついた」「放送されたら終わり」という人も多かったですが、バリュエーションはともかく、そんな材料だけの銘柄ではないと思います。

 

それにしても、IPO直後の株価がもたついたところを買いにいくのは、中小型株の常套戦略ですが、こんなに短期間で綺麗にはまる訳ではありません。経営者兼投資家としての、鮮やかな投資でした。ファンドマネージャーは、時には「あたかも上がることを知っていたかのように」リアルで実力を見せなければなりません。

 

私は、どんなに優秀でも、「サラリーマンの雇われファンドマネージャー」と、自分で一から資金を集め、大変な苦労をしてファンドを立ち上げた「経営者兼ファンドマネージャー」とは、決定的に異なると考えています。実際の経営者として、投資先の経営者を見る眼があるからです。それは、想像はできても、やってみないと実感できないものだと思います。短い運用人生の間に、自分で自分のファンドを立ち上げられる人を、素直に尊敬しています。

 

ひふみ投信というと、「中小型株」「経営者に会って投資」「長期保有」というイメージがあるかもしれませんが、実際の保有銘柄を見ると、当然すべてがそうなっている訳ではありません。毎月の上位銘柄を見ると、三菱重工やソニーなど、結構な大型株も入っていますし、かなり頻繁に入れ替えをしていることがわかります。

 

単なる小型株ファンドでは、一定以上残高を伸ばしにくいため、これは正しい戦略であり、最初から残高が1000億円超えても対応できるようにファンド設計されています。

 

一般的に、ファンドの規模が大きくなるとパフォーマンスが出にくくなりますが、既に藤野社長の頭の中では、その対策が練られていると思います。

 

このような独立系運用会社が、日本でも活躍することは勇気づけられます。今後のレオスに注目しています。

 

藤野英人さんの本

藤野さんは、株式投資に関する本を多数執筆されています。

 

 

 

 

 

 

私が好きなのは、「スリッパの法則」です。

 

 

スリッパの法則というのは、「会社に入る際にスリッパに履き替えないといけない会社は、「売り」」というものです。理由としては、「会社なのに、社員がのんびりと自宅のような気分で仕事をしているから」とされています。

 

これを読んだときは、笑ってしまいました。確かにそういう雰囲気の会社はあるからです。ヒヤッとした経営者もいるかもしれません。

 

今でも、特に製造業はスリッパの会社があります。どちらかというと東京以外の地方に多いです。また、アジアの製造業の中にも、スリッパの会社は多いです。

 

その中には勿論伸びている会社もあります。

 

工場を常に掃除して清潔を心がけているため、本社事務所内においても、土の汚れが気になる、という経営者の考え方が反映されているのだろうと思います。

 

もちろん、これを鵜呑みにして、業績もバリュエーションも見ずに、有望企業を買うのをやめるのはナンセンスですが、面白い気付きだなぁと思いました。

 

「ヤンキーの虎」もそうです。卒業後地元に留まり、地元とのつながりを重視する層はマイルドヤンキーと呼ばれていますが、彼らを束ね、地元にミニ・コングロマリットを展開する経営者を「ヤンキーの虎」と名付けています。

 

実際、そのような上場企業は多数ありますし、私の経験上ですが、そういう地方企業はありきたりのビジネスのため、それほど割高となっておらず、投資としてうまくいくことが多いです。

 

藤野さんは、何となく皆が感じていることを、切り出してワンフレーズで説明するのがとても上手です。人からの受け売りではなく、自分のオリジナルな経験による気付きを積み上げ、投資法則として一般化していることがよくわかります。優秀な投資家に共通していることだと思います。

 

 

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