なぜ転職エージェント(人材紹介会社)への無料登録が重要か
「運用の仕事から離れることになったけど、まだフロントを続けたい」
「未経験だけど将来ファンドマネージャーになりたい」
「客観的な自分の市場価値を知りたい」
「外資系やヘッジファンドで成功報酬を得たい」
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このような方は、優秀なアドバイザーのいる転職エージェント(人材紹介会社)に相談することをお勧めします。
私自身、転職する前は、株式運用は未経験でした。当然、応募の段階で何回もはねられました。
それでも将来ファンドマネージャーとして働きたく、リクルートエージェントに登録し、担当の方に相談した結果、運良く2ヶ月後には、金融機関でアナリストとして転職することができました。
その後は希望通り、株式ファンドマネージャーとなりました。
優秀な人は多いが、転職に一歩踏み出す人は少ないためチャンスがある
この業界には優秀な人は山ほどいます。
でも、転職市場に出てくる人は必ずしも多くないので、辛抱強く諦めなければ自分のやりたいことはできるというのが転職活動を通じた私の実感です。
もし、最初から諦めて我慢している人がいれば、勿体ないことです。
自分の方向性を明確にして、努力して、一歩踏み出すことで、希望に近い転職をしている人が自分の周りにもゴロゴロいます。
「自分の市場価値」と「求人市場の動向」を知っておくことが重要
昨今の運用業界において、自分の仕事が100%安泰の会社などありません。
いつでも会社同志の合併、組織内の統廃合が起こり得ますので、ファンドマネージャーやアナリストの仕事が保証されている人などいません。
また、運用会社の宿命として、リーマンショックのような事態になれば、パフォーマンスに関わらず、仕事を続けられなくなるリスクは常に存在します。
そして、そのような大きなショックが10年に一度は起こっているのが金融市場の現実です。つまり、10年に一度は、自分のキャリアが危機にさらされます。
従って、ファンドマネージャーやアナリスト足るもの、株式市場で企業価値を分析するだけでなく、人材市場における自分の市場価値を分析すべきなのです。
家族を守る、自分のキャリアを守るために、やるべき仕事の一つだと、私は思っています。
結果的に今の会社の良さが再認識できれば大きな収穫
転職エージェントに相談して、実際に案件を吟味したり、面接をすると、改めて今勤めている会社の良さが目に見えてきます。
「今まで気付かなかったけれど、うちの会社って、他社より福利厚生はいいんだな」
「今の会社に残った方が色んな可能性が広がっているかも」
「転職しなくても、社内異動の方が近道かな・・・」
「あと5年も我慢すれば、転職するより給与が上がるな」
など、今勤めている会社のことを客観的に評価でき、「もう少し今の会社で頑張ろう」と決心できれば大収穫です。
普段は、飲み屋で会社の愚痴を言ってるかもしれませんが、どんなに良さそうに見える隣の会社でも愚痴は生まれます。
海外旅行をして、不便な思いをして、改めて日本の良さがわかるのと似ているかもしれません。
それはそれで大きな収穫であり、転職エージェントに相談した価値があったといえます。