ファンドマネージャーに転職するなら

面接で誰に何を聞かれるのか

面接は、所属部門のアナリストファンドマネージャーと直接行うのが普通です。

 

日系の面接だと、聞かれることは、大抵以下のようなことです。

 


・自己紹介

・何故転職するのか。

・何故ファンドマネージャーになりたいのか。

・今まで運用してきたファンドの内容。運用プロセス。自分にどのような裁量があったのか。

・どのような考え方で運用しているのか。

・どのような強みがあるのか。

・アナリストの推奨に頼ってきたのか、自分で銘柄を探せるのか。どのように銘柄を選んでいるのか。

 

他にも、


・最近の相場の動向についてどのように考えているか。どのように対処したか。

・英語は話せるか。(例えば何か話してほしい)

・外部顧客にプレゼンした経験はあるか。年金・地銀などとコネクションがあるか(無いなら無いでよし)

 

など

 

アナリストとしての面接であれば、


・どういう方法で銘柄を探しているのか。

・どういうモデルで業績予想するのか。

・例えばどういう銘柄で成功したのか?逆に失敗した事例は?

・今最も自信を持っている銘柄は?

 

など

 

 

相手は、こういった質問をしながら、採用した場合のメリット、社内のカルチャーに合うか、能力が本当にあるか、などが見られています。

 

優秀なファンドマネージャーやアナリストは、少し話をすれば、すぐわかるものです。

 

 

チャートの話はしない

ファンドマネージャーへの転職

 

もしチャートを重視して銘柄を選び、それで上手くいったとしても、それをメインに話をすることはお勧めしません。

 

実際は、ファンドマネージャーはチャートを見るセンスが必要ですが、多くの運用会社はファンダメンタルズ分析でアルファを獲得することを主眼としていますので、あくまで、「ファンダメンタルズ分析」に基づき、「オリジナルのアイデア」で、「調査に基づく投資」で成功した話をすべきです。

 

相手も百戦錬磨のファンドマネージャーです。大抵の銘柄は、よく知っています。
具体的な銘柄名を出す場合は、突っ込まれてボロを出さないように、自分が細かいことまでよく理解している会社にしましょう。株価、営業利益、事業別のマージン、負債・純資産の水準、バリュエーション、銘柄コード等、基本的な数字は最低限頭に入れておくべきです。

 

また、失敗しないファンドマネージャーなどいませんので、失敗した際に、どうやって損失を最小限にとどめたのか、そこから何を学んで実行しているのか、しっかり話せるように準備しましょう。

 

 

他社のファンドマネージャーと話せる滅多にない機会

副次的な話ですが、面接に備えて準備し、今までの仕事を棚卸しすることで、自分の仕事のスタイルを改めて見直すきっかけになるかもしれません。

 

「改めて振り返ると、なかなか人に話せるほどの成果が無いな・・・」と思うかもしれません。もしそうだとしても、それがスタートラインだと思います。

 

また、個人的な人脈ネットワークがなければ、他社のファンドマネージャーと運用について語る機会はほとんどありません。

 

色んな会社を面接し、色んなタイプのファンドマネージャーと話ができれば、それだけでも刺激になるでしょう。

 

それを機に、仕事に前向きな変化が起これば、転職活動は無意味ではないと思います。


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