朝早くから深夜まで働くの?
会社によるし、部署にもよるし、人にもよるし、時期にもよるのですが、ファンドマネージャーが「会社にいる時間」は、特に長くはありません。特にハードワークのイメージがある外資系でも、夜は7時前には帰る人が多いです。
例えば、外資系企業ですが、私が7時半まで残ってると、忘れ物で戻ってきた人に「こんな時間まで何をしてるんだ?」と言われたことがあります。
信託銀行や生保の運用部門などでは、ファンドマネージャーといっても銀行や保険会社の一社員なので、運用以外の仕事をすることで残業をして、夜遅くなることもあります。
運用会社というのは、本質的には、会社にいなくても仕事ができる、最も時間調整がしやすい仕事の一つです。
もし今勤めている運用会社がそうではないなら、それはまだ立ち上げ段階であるか、非効率な運営がなされているか、どちらかでしょう。
結果さえ出していれば、時間の使い方はかなりフレキシブルです。決算発表シーズンには遅くなることがあっても、インベストメントバンカーのように深夜まで働くこともありません。但し、外国株や外国債券の運用チームは、米国の重要なイベントを控えている時は、深夜までトレードすることもあります。
特に外資系だと、家族との時間を大事にしている人が多いです。今は、銘柄や市場の情報取得もメールのやりとりも、全てスマホでできるので、家でリラックスしながら、レポートを書いたり読んだりしている人もいます。
ファンドマネージャーもアナリストも個人商店的なところがあるので、時間管理は人に任されています。
だからと言って、帰ってビール飲んで寝て、週末もゴロゴロし続けていると、あっという間について行けなくなります。
ヘッジファンドで昼も夜も土日もなく四六時中働いて、大きく稼いでいる人達もいます。
土日もレポートを読んだり、本を読んだり、業界の専門誌を読んだり、展示会に行ったり、工場見学したり、資格の勉強をしたり、投資を検討している企業の店に行ったり、チャートブックや四季報を読んだり、役に立つWebサイトをチェックしたり、常に何か良いアイデアを探そうと気を張っています。
最高の投資アイデアを見つけるのに、終わりはありませんので、そういう意味では、プライベートはないのかもしれません。
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